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さようなら京都 [雑感]

2012年、超円高、不景気、人口減少、高齢化、...
日本の政治家や国家公務員たちが課題を先延ばしにしてきたツケがそろそろやばい状態になってきたこの頃ですね。

わが社も3年前に身売りし関西の大手企業の傘下で再建中だが、超円高と去年の大災害で再建どころではなくなってしまった。
なにせ工場が東北とタイのどちらにもあったりする。社長が「なぜ我々には次々と試練が降りかかってくるのだろう?」と嘆いたという噂話も聞いた。

日本の大手企業の代表格であるソニー、パナソニック、シャープなどの家電業界や、エルピーダやルネサスなどの半導体業界は軒並み大赤字、 自動車業界も震災や洪水の影響で生産量が激減とくれば、それら大手に納めているわが社もボロボロです。

で、本題は京都に居た私はついに関東に呼び戻されてしまったということ。

子供や妻は京都に慣れたのですぐには帰らないと言い、未だに京都に住んでいる。 私は単身赴任。いや、元々は関東に家があったのだから逆単身赴任というべきか。

仕事も今まで経験したことの無い部署に異動させられました。 この歳にしていきなり新人状態!
でも我慢している。なぜならば仕事があるだけマシだと思うからだ。
リーマンショックのときに大量リストラされた私の元同僚達も未だに再就職できていない人が多いと聞いている。

前述のように大手会社はじめどこも経営状況が苦しく当然のごとくリストラを打ち出している。人を切れば会社が成り立たなくなりそうだが、超円高で国内から海外に工場などをシフトしているので国内の人間は必要ではなくなっています。
もはや経営者たちは自国民を守る余裕など無く、会社を存続して自分を守る為には日本を見放すつもりだと思うな。 超円高で人件費も高く、法人税も高い。さらに原発の停止で電気料金まで値上げとなれば、私が製造業の社長ならば日本に留まる理由はないです。

でもさすがにこのままでは次に肩叩きにあうのはやっぱり俺かなー。
なんて思いながら書類のコピーをとったり書類を封筒に入れたり上司の鞄持ちをしてなんとか食い繋いでいる今日この頃で、いつの間にか京都な日々なんて書いていた自分がもう遠い昔のように感じられて懐かしかったりする毎日です。


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